【起業体験談】60歳で定年退職した後に企業コンサルタントとして独立した私の体験談

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【起業体験談】60歳で定年退職した後に企業コンサルタントとして独立した私の体験談

2020.02.05

60歳で定年退職し、再就職はしませんでした。サラリーマンとして定年まで勤め上げ、もう人に遣われるのは十分だと言う想いがあったからです。

また企業年金もあり、何とか生活できたことも、この選択を可能にした理由です。

こうして2年程は、趣味の写真撮影等、好きな事を楽しんで過ごしました。

しかし、貧乏性が身に沁みついているのか、そんな生活に飽き足らなさを感じ、一念発起して何か自分で事業を始めようと考えました。

再就職して人に遣われるのが嫌で、それでも何か仕事をしたいと起業を考えたのですが、いざとなると中々良いビジネスなど思いつきませんでした。
ようやく決心したのが、大企業でのエンジニアとして身に着けたスキルを、中小・中堅企業の企業経営や若いエンジニアの役に立つようなコンサルタントでした。

コンサルタント業を個人事業として、自宅を事務所として始めるなら、ビジネス専用のスマホを持つ程度で気軽に始められると考えたのです。
また資金も不要で、リスクが少なく、しかも自分の体験で社会貢献できる点が、魅力的だと思えたのです。

コンサルタント業を名のるのは簡単ですが、クライアントを見つめなければ、仕事の確保は当然ですが、できません。
現役時代の伝手を辿って見つける事も出来るでしょうが、それは何となく卑怯な様な気がして、自力で確保する事に拘りました。
そこで技術マネジメント手法を中心に技術経営に関するコンサルタントや、セミナーを企画して地元の中小・中堅企業にダイレクトメールを発送してPRを開始しました。

しかし結局、半年間で若手向けのセミナーを2回開催できただけで、クライアントを確保する事は出来ませんでした。
やはり実績もなく、一人で個人事業として起業しても、無理なのだろうと諦めかけました。
そんな時に、大学時代の友人とネットワークを組んで仕事の幅とエリアを拡大する事を思いつきました。

色々と相談し、また説得もして5名でスタートを切る事が出来ました。
ネットワークのメーミングをし、疑似会社の様な運用をする事にしました。

ただし、各人が仕事の紹介や相互補完するだけで、あくまで個人企業の集合体として運用しました。

会社組織にすれば、信用度は増すでしょうが、色々ともめ事が生じる事を懸念したからです。
5名は同じ大学の工学部電子工学科の仲間ですが、現役時代に勤務していた会社は、重工業・電子部品・家電・重電・専門商社と、多彩で実践で身に着けたスキルは異なり、その分だけコンサルタントが出来る範囲が一気に拡大しました。
居住地は関西と中部で、対象とするエリアも一気に拡大できました。

こうした体制で、再スタートを切ったコンサルタント業は徐々に軌道に乗り、各人が1~2社クライアントを確保できるまでになりました。
もちろん、こうしたコンサルタントと、不定期に開催するセミナーの講師代だけでは、生活が無理な収入です。
しかし年金を受給しながらの副収入としては十分な収入です。
何より、支出が少ないのが大きなメリットで、定年退職後の仕事として描いていた理想の起業を達成できたと思っています。

仲間の中には、株式会社組織にして一気に事業を拡大しようと言う意見もありますが、多くのメンバーは、これで十分だと考えています。
元気な間は何らかの形で仕事をし、社会に貢献し、社会と繋がりを持っていたいと思いますが、それも後10年余りです。
10年余の為に、リスクを取って拡大しても、最後に事業をたたむ時に大変なだけです。

こんな体験談を聞くと、消極的だと思われる方も居られるでしょうが、定年退職後に働くと言うのは、再就職でも起業でも、こんな気持ちで取り組むべきだと思います。
一定の収入を得つつ、社会に貢献できる事で十分だと思います。

以上、【起業体験談】60歳で定年退職した後に企業コンサルタントとして独立した私の体験談…でした。

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